+ スッキリ写る F0.95
というのも、春からF0.95を使い続けていることで、それなりに大口径レンズでの撮影自体に慣れていることに加え、これまでのF0.95に比べて小型軽量なので、気軽に持ち歩くことが出来るからです。
昨日は富士山での散策(きのこ狩り)に持ち出しましたが、まったく負担に感じませんでした。
で、前回の作例には沢山の反応を頂きました。
記事への感想をご覧になれば、このレンズの写りへのおおまかな評価は見えてくると思います。
多くの方が感じた通り、最近使っているシュナイダー50mmF0.95に比べても、とてもスッキリした写りです。
クセ玉を好む方々には歓迎されないかもしれませんが...、
一般的に「良い写り」というのはこういう写りを言うのではないでしょうか?
ただ、フルサイズでのビネットは避けられないでしょうね...。(未確認です...が、)
(ちと話は外れますが、最近 typologiesさんがシュナイダー50mmF0.95を入手され、フィルムでバリバリ・ビネットの作画に挑まれてます!ビネットも良いですよ〜)
先日、フォトキナで発表された新ノクティルックス50mmF0.95はレンズ素材、非球面技術、フローティング・エレメント搭載、と何処を取っても最新の設計です。ということは...、どんだけキレイに写るのよ...?、と思います。
だって、人知れず生産を続けて来たまさに「無名」のレンズがこれだけ写ってるんですから...。
あと...、
細かい部分を解析してみると、特徴的に感じるのは前後ボケの表情の差です。
通常は後ボケに美しい滲みを設定していると思いますが、なぜかこのレンズは前ボケの方がキレイに滲みます。
後ボケの方にやや二線ボケの傾向があるのです。
まあ、僕には許容範囲ですし、それも利用してやれば...、ね。
時には前ボケの作画も面白いですよ...。
まだまだ、これから色々なシーンで使って行きたいと思ってますので、作例は増え続けます。