I live on the 8th floor... ライカM8で観た景色 by andoodesign

+ Schneider Kreuznach Xenon 50mm F0.95 !!

突然ですが、新レンズ入荷です。
そのレンズとは、シュナイダー・クロイツナッハ・クセノン 50mm F0.95!
なんと、開放値がF0.95の50mmレンズです!
キャノンTVレンズ50mmF0.95に出会い、ハマり、大口径レンズに興味を抱き、いろいろ調査を進めるうちに、アンジェニューにもシネカメラ用の50mmF0.95が存在するのを知りました。
アンジェニューのF0.95は国内でも中将姫光学さんをはじめ、既にライカマウントに改造して使用されている方がいらっしゃいます。(宮崎さんでは過去に10本程マウント改造されたそうです。)
で、他のF0.95を味わってみたくなり、中将姫光学さんのブログで知った「カメラマンのための写真レンズの科学」(吉田正太郎著)というディープなレンズ光学本を入手して、情報収集しました。
同書によると、1950年代から始まった写真レンズの技術競争の中、1964年に3社がほぼ同時にF0.95の写真レンズの設計に成功したそうです。
その3社とは、上に記したアンジェニュー社、ご存知のキャノンン、そしてもう1社がシュナイダーです。
また、シュナイダーのF0.95は3つのレンズの中でも収差が最小に抑えられていて優秀な設計のようです。
う〜ん、知ってしまったら...、探すでしょう〜!
でも、いくら調べても誰も使っていない、とっかかりが無いレンズ、そう簡単に出て来るはずがありません。
ま、気長に待とう...と、のんびり構えていたら...
なんと!某所で運良く出会っちゃいました!! しかも格安!
(って、だれも欲しがらないレンズなんだから、安いのは当たり前ですね。それにしてもラッキーです。)
で、そのレンズの姿は〜!
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「M8 + Schneider Kreuznach Xenon 50mm F0.95」

16mmシネカメラ用汎用マウント(Cマウント)レンズとして1970年代に生産されたレンズで、構成は6群8枚で14面のガウス型です。
シュナイダー社の製造年表によると、このレンズは1976年頃の生産です。)
M8に付いているのは、既に宮崎さんにマウント改造して頂いたからです。
(宮崎さんもシュナイダーのF0.95は今回が始めてだそうで、1からマウント設計して頂いたようです。スゴイ!)
元のレンズは新古品のようで、ピカピカでしたので、仕上がりもきれいです!
800g近くあるガラスの塊です。(キャノンF0.95に比べると外観はかなりスリムですけど...)
イメージサークルは35mm径程で、M8でも周辺が光量落ちするようですが、少し試写したところ醜い影は見えません。
むしろ、周辺光量が程よく落ちてくれたら...

因に、シュナイダー・クロイツナッハ(現シュナイダー・オプティック)社は、1913年に創始者であるヨーゼフ・シュナイダー氏により設立され、シネマ用レンズの発表を皮切りに、その後2眼レフのローライフォトテクニック社のローライコードやローライフレックスに実装されたクセナーやクセノタール、広角のス-パーアングロンなど豊富な製品を生産し、現在でも中・大判レンズを中心に、シネマ用レンズ等を生産しているメカーだそうです。

キャノン TV 50mm F0.95 をきっかけにF0.95ワールドに突入です!
ついでに、アンジェニューとの出会いも気長に待ちます。

ちょっと試したところ...
コントラストは高く、大口径のグルグルボケは健在、でもキャノンとは違いボケは優しい印象です。

作例は明日以降に...。
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by andoodesign | 2008-08-26 20:59 | M&Lレンズ