I live on the 8th floor... ライカM8で観た景色 by andoodesign

+ カテゴリ:M&Lレンズ( 47 )

+ Noctor 50mm F0.95 = Yakumo 50mm F0.95 ?

e0135059_19245199.jpg
「リフレクター」
東京 渋谷
Leica M6 0.85 HM + Yakumo (no name) TV 50mm F0.95

久しぶりの八雲50mm F0.95です。
M9で撮ったのは初めてですが、元がCマウントレンズですからイメージサークルが足りないのはM6での画像からも承知してました。

先月から僕のフリッカーページでは、妙に八雲の画像のアクセスが上がってます。
リンク元を遡るとdpreview.comLeica Rumors43rumors、そしてSteve Huffさん等のサイトで盛んにこのレンズの素性が話題になってます...。

要は50mm F0.95というスペックのレンズをマイクロフォーサーズ用にマウント改装して製品化したものが出回り始めたということの様です。
Panasonic GH1や Olympus E-P1から始まったマイクロフォーサーズで楽しめる大口径が製品化されたわけですね。
レンズの外観からして八雲とOEM関係にあることは、ほぼ間違いないでしょう。
しかし、出元が謎です...。笑
[PR]
by andoodesign | 2010-03-04 19:58 | M&Lレンズ | Comments(14)

+ 球面ズミルックス 35mm F1.4、モノクロで。

ふんわり描写のズミルックスとモノクロはとても相性が良いです。
e0135059_21462348.jpg
「自転車」
東京 富ヶ谷
Leica M4 Black Paint + SUMMILUX 35mm F1.4 (球面/No. 239xxxx / 1970)
film: ILFORD FP4 PLUS 125


撮影は、以前から持っていた普通の球面ズミルックス35mm、使い込んだ専用フード(12504)がとっても似合います。
e0135059_2157089.jpg
Leica M4 Black Paint + SUMMILUX 35mm F1.4 (第1世代 球面/No. 239xxxx / 1970年)

[PR]
by andoodesign | 2009-10-10 22:06 | M&Lレンズ | Comments(12)

+ 嵐の前の静けさ

e0135059_18563642.jpg
「夜道」
東京 代々木
Leica M4 Black Paint + SUMMILUX 35mm F1.4 ASPHERICAL (手磨き) + KODAK EKTAR 100

僕のせいでカリスマレンズの名誉にキズが付いてしまう...。
そう思いながらも勝手な解釈で試写を続け、出来た写真に一喜一憂。
相変らずワケの分らない写真ばかり撮ってます...。泣
白は飛び、黒は潰れ、双方共にトーンが失われています。
これ、レンズのせいではありませんよ。
さすがに、この環境では仕方ないかな...。
普通はボツ、でしょうね。
でも、なぜか気に入ってます。

夜中に犬の散歩、しかもカメラを持って...、怪し過ぎる...、アタシ。
大型台風接近、でも外は静か。
[PR]
by andoodesign | 2009-10-07 19:25 | M&Lレンズ | Comments(16)

+ SUMMILUX 35mm F1.4 ASPHERICAL(手磨き)

球面ズミルックス35mm f1.4(第1世代最初期)での撮影で、改めて35mmの難しさと滲みレンズの深さ(そしてカッコ良さ!)を実感したわけですが、毎度のことながら満足出来る写真は1枚も撮れてません...。泣
なので...、今日は気分を変えて次のズミルックス35mm F1.4 アスフェリカル(第2世代/手磨き非球面)に行っちゃいたいと思います。
e0135059_8491784.jpg
「街灯の下で」
東京 代々木
Leica M4 Black Paint + SUMMILUX 35mm F1.4 ASPHERICAL (手磨き) + KODAK EKTAR 100

上の写真は開放F1.4での描写ですが、同シリーズの球面ズミとは違い、ふっくらとした印象ながらもキレがあるのが分ります。
新旧のズミルックス35mmは全く違うレンズとして認識されているのも納得ですね。
もちろん双方に優劣は付けられないですが、「非球面レンズ」による収差補正や「最短撮影距離が0.7m」であることは僕にとってはとても有効です。
主に50mmを使っている僕にとって35mmは完全な広角レンズ。
寄れるってことはかなり重要な要素なんですね...。(近接開放バカなんで...)
手磨きに関しては「希少性」に価値を置くかどうかで大きく評価が変わりそうです...。

能書きはともかく、開放F1.4からシャープな質感、そして含みのあるボケ味。
描写を見ればやっぱり良いレンズであることが分ります。
e0135059_8215736.jpg
Leica M4 Black Paint + SUMMILUX 35mm F1.4 ASPHERICAL
(第2世代/手磨き非球面 No. 346xxxx / 1988年)

[PR]
by andoodesign | 2009-10-06 09:09 | M&Lレンズ | Comments(16)

+ SUMMILUX 35mm F1.4、あえてF2.0で使う?

ライカが第1世代のズミルックスを発表した当時(公式では50mmが1959年、35mmは1961年)、開放値F1.4は破格の大口径レンズだったでしょう。
小型大口径を実現するため、ズミクロン35mm F2とほぼ同じ大きさの鏡筒に大きなレンズを組込むのにかなりの努力(無理?)をしたとも伝え聞きます。
開放F1.4では独特の滲みやフレアが画面を支配するので「開放では使えないレンズ」と揶揄された時代もあったようですが、破綻が無いレンズが普通の今だからこそ、個性的な描写が改めて珍重されてるってわけですね...。
そんな個性的な描写を持つレンズでは代表的な球面ズミルックス35mm F1.4(第1世代)は、幾つかはバリエーションを持ちながら同じレンズ構成(5群7枚/変形ガウス型)で、30年以上生産されました。
外観はシルバークローム/メガネ付き/ブラックペイント/ブラッククローム/チタン仕上げ... と変化が分りやすいですが、当然、目に見えない内部の硝材やコーティングも年代によって変化しているでしょうね。
e0135059_12413630.jpg
「自転車かご」
東京 上原
Leica M4 Black Paint + SUMMILUX 35mm F1.4 (the early 1st) + KODAK EKTAR 100
F1.4(左)/ F2.0(右)

e0135059_13251797.jpg
中央部分拡大
F1.4(左)/ F2.0(右)

今日も第1世代最初期の描写、やはり開放F1.4ではホンワリ&ジンワリとフレアがかった描写をします。
(約10年後に生産された同型レンズとも滲み度は違いますし、相当に個体差もあるようです...。)
そしてF2.0に一絞りすると、かなりフレアが抑えられることが解ります。
一般的にレンズを絞り込むと、被写界深度が深くなると同時に口径食やコマ収差が姿を隠し、滲みも見えなくなって行きますので当然ことなんですけどね...。
合焦部分はフレアがスッキリし、コントラストも上がって若干ですが色乗りも良いように感じます。
目的は様々ですので一概に断定出来ませんが、あまり絞り込んでスッキリさせてしまうとこのレンズを使う理由が無くなってしまうようにも思え...、滲みを楽しむならF2.0程度までが限度かなと思います。
ボケ量も当然変わって来ますが、最短1mの広角レンズなので、大きなボケを作ることはあまり意味を持たないようにも感じます。

で、なるほど一絞りで立体感が増すという説があるのも納得です。

※ 球面ズミルックス35mmはディストーション(歪曲収差)がとても良く抑えられているので、もちろん絞り込での空間描写にも実力を発揮します。

今後もボチボチ続きます。
多忙につき、更新遅延。なんとか生きてます。泣
[PR]
by andoodesign | 2009-10-04 14:02 | M&Lレンズ | Comments(8)

+ SUMMILUX 35mm F1.4 (the early 1st)

さて、ぼちぼち行きます。
いきなり横並びでレンズ比較というのは事務的なので、とりあえず1日1本ずつ持ち出して撮影を楽しんでます。
それに、じっくり比較試写する時間が取れないんです...。って、言いわけ。
e0135059_2151219.jpg
「休憩」
東京 代々木
Leica M4 Black Paint + SUMMILUX 35mm F1.4 (the early 1st) + KODAK EKTAR 100

上の写真は開放F1.4でのカットです。
毎カットF1.4とF2.0で撮ってみましたが、噂どおり開放F1.4ではフレアっぽい印象になることが多いです。
このカットはクリアな方で、逆光気味の環境では露骨に白く霧がかった絵になる場合もありました...。
開放では甘過ぎるので、「一絞り分絞った方が、云々...。」というのは正しい使い方なのかもしれません。
とは言え、やはりそこは開放バカ、敢て開放F1.4でのカットを掲載するわけです。笑
フレアを含め柔らかくふっくらした描写ですが、好みが分かれる理由もよく解ります。

e0135059_224543.jpg

Leica M4 Black Paint + SUMMILUX 35mm F1.4 (No.177xxxx / 1960年)

無限遠ストッパー付きのブラックペイント、OLLUX レンズフードが付いています。
ズミルックス35mmの歴史は1961年からのはずですが、このレンズはシリアル番号からすると1960年製なんですね。
そもそも最初期はシルバークローム製のはずですが...。
他のレンズでも番号外れは確認していますし、こういう事ってよくあるみたいですね。
(僕のM4ブラックペイントも、資料からすると正式に黒塗りが発表それる数年前に生産されたことになります...。謎)
何はともあれブラックペイント同士、ヘリコイドのレバー部分のペイントはさすがに擦り減っていますが、全体的に遣れた感じはM4にピッタリです。ウットリ

引続き、マイペースで撮影を続けます...。
[PR]
by andoodesign | 2009-09-30 22:35 | M&Lレンズ | Comments(18)

+ 3本の SUMMILUX 35mm F1.4(球面/第1世代 〜 ASPHERICAL/第2世代)

e0135059_0472216.jpg
SUMMILUX 35mm F1.4
第1世代/球面最初期 ・ 第1世代/球面 ・ 第2世代/手磨き非球面
(No. 177xxxx / 1960年)(No. 239xxxx / 1970年)(No. 346xxxx / 1988年)

さて、次は35mmのズミルックスです。
M4に似合うレンズNo.1として勝手に第1世代の球面ズミルックス35mmを上げていた僕ですが、今回は、通常使っている第1世代中期の球面ズミルックスに加え、貴重な第1世代初期、そしてなんと第2世代の手磨き非球面(ASPHERICAL)を試すチャンスに恵まれました。

第1世代の最初期(写真左)はメガネ付きではなく、レンズ単体にOLLUXフードが付いています。
丸形フードの上下部分を直面で切り取ったようなユニークな形をしています。
レンズ構成は中期(写真中央)の物と同じですが、写りにどんな差が出るか興味津々です。
第1世代中後期は シリーズ 7 フィルターを挟み込めるタイプの12504フードが用意されていましたが、M4の遣れた姿に合わせて敢えて傷んだフードを組んでいます。
そしてそして、第2世代の手磨き非球面は超貴重なレアレンズです。
第3世代の非球面(ASPH.)と外観は殆ど同じですが、レンズ前面にある「非球面」を意味する刻印が「ASPHERICAL」と略さず表示されていることで判別されます。
(第3世代は現行ライカレンズの標準的な表示方法「ASPH.」と略した表示になっています。)

フォーマットはもちろん135判フルサイズ。
合わせるカメラはM4とM6、フィルムは最近お気に入りのエクター100で撮ってみます。
[PR]
by andoodesign | 2009-09-28 01:42 | M&Lレンズ | Comments(21)

+ Leitz Xenon and Summarit f=5cm 1:1.5

ズミルックス 50mm F1.4 の歴史をさらに遡ると、1936年にシュナイダーからライセンスを得て発表された ライツ・クセノン 50mm F1.5 に辿り着きます。
e0135059_15303052.jpg
左から Leitz Xenon 50mm F1.5、Summarit 50mm F1.5、SUMMILUX 50mm F1.4 (1st)
(no.28xxxx / 1936年)、(no.109xxxx / 1953年)、(1st. / no.164xxxx /1959年 )

上の三本、名前こそ違いますが純血の兄弟、レンズ構成は同じ(5群7枚のガウス型)です。
コーティングや硝材を改良し描写性能を向上させながら、クセノンはズマリット、そしてズミルックスへと進化しました。

写真のクセノンは1936年製造で発売初年度の物のようです。
前玉の周囲には「Leitz Xenon f=5cm 1:1.5 no.28xxxx DRPa Taylor-Hobson British Patent 373950 and U.S.Patent 2019985」と刻印が入り、イギリスでクセノンの特許権を所有していたテイラー&ホブソン社の社名と英米でのパテントナンバーが記されています。
1936年には同レンズを改良しズマリットの名でライツF1.5の大口径レンズ座が引き継がれました。
このズマリットはスクリューマウントですが、M3登場に合わせてMマウント仕様も少数存在するようです。
e0135059_1663452.jpg
Leitz Xenon f=5cm 1:1.5(No.28xxxx)

e0135059_166569.jpg
Summarit f=5cm 1:1.5(No.1099317)

e0135059_1671335.jpg
SUMMILUX - M 50mm F1.4 第2世代(No.257xxxx)
以上、すべて Leica M8 + ISO160 + 開放(F1.5 or 1.4) + 1/1500s + UVa Finter + フード有り
ズミルックスに関しては敢えて平均的な描写だった第2世代で比較しました。

クセノンは73歳の熟年レンズ。ズマリットでも56歳。
コーテングが未熟なせいか逆光にはとても弱く、レンズ正面から光を受けると画面全体が霞がかかったような写真になります。
ズマリットには専用のしっかりした角形フードが用意されていて、この時代のレンズにはフードがとても重要な装備だと感じます。
オールドレンズに個体差は付きもので、物によっては開放でのフレアが出たり画面周辺がソフトフォーカスのようにボケたりするそうですが、フードを付けて安定した光の条件下なら、これらの個体は開放からとてもクリアに描写するようです。
この三本ではズミルックスに安定感を感じますが、良い状態を保っているレンズなら、73年前のレンズでもしっかり仕事をこなせるということが分ります。
ライカ(シュナイダー?)の技術は、やっぱり凄いです...。
[PR]
by andoodesign | 2009-07-22 16:57 | M&Lレンズ | Comments(12)

+ 2本の SUMMILUX 75mm F1.4 その2

歴代の50mmズミルックスの描写比較でライカレンズの安定感を再確認した矢先、何の因果か同じ開放値であるズミルックスシリーズの中望遠レンズ 75mm F1.4 を第1〜2世代共に試す機会を得ました。
e0135059_1572759.jpg
M6 + SUMMILUX - M 75mm F1.4 x 2
左から第1世代(No. 315xxxx)、第2世代(No. 325xxxx)

大きなレンズ(キャノン TV 50mm F0.95 とか、クセノン 50mm F0.95、もちろんノクティルックスも...)には慣れていますが...、やっぱりフード付ける(引き出す)とそれなりにデカイですね。

開放F値でレンズ名を統一しているライカには、ズミルックス(開放値F1.4)シリーズとして 50mm・75mm の他に1961年からの歴史を持つ新旧の35mm(球面〜ASPH.)、さらに2008年9月には同開放値(F1.4)の新レンズ 21mm ASPH.・28mm ASPH. が新たに加わり、歴代ズミルックスファミリーには都合5つの焦点距離が存在することになります。
生産終了した75mm以外は全て非球面レンズ(ASPH.)を採用し、50mmに関してはフローティングシステムの導入をしながら進化を続けています。
e0135059_15521183.jpg
SUMMILUX 75mm F1.4(第1世代)(No. 315xxxx)
LEICA M8 + ISO160 + F1.4 + 1/2000s + UV/IR Filter

e0135059_15262743.jpg
SUMMILUX 75mm F1.4(第2世代)(No. 325xxxx)
LEICA M8 + ISO160 + F1.4 + 1/2000s + UV/IR Filter
panya-7 さ〜ん、ボケてて分りにくいですが、これが僕のAM-GT(1994)です。

歴代50mmズミルックスの描写からも、ライカレンズの選択は状態が良ければ旧タイプの物でも充分な描写性能を誇っていると思います。
強いて言うなら、新タイプの方が最短撮影距離が短いので、あらゆる場面で柔軟に対応出来るということになるでしょう。
今回も、ほとんど変わらない描写にライカレンズの安定性能を再々確認しつつ、僕にとっては外観が最優先しそうです...。
スミマセン、締まらない結論で...
[PR]
by andoodesign | 2009-07-19 16:07 | M&Lレンズ | Comments(18)

+ 2本の SUMMILUX 75mm F1.4

なぜかここに2本の 75mm F1.4 があります。
e0135059_2144970.jpg
SUMMILUX - M 75mm F1.4 x 2
左から第1世代(No. 315xxxx)、第2世代(No. 325xxxx)

1980年に発表された第1世代初期はフィルター径E58だったようですが、ここにある個体はE60です。
1世代目は合わせても2年間しか生産されなかったので、数はとても少ないようです。
ズミルックス75mmシリーズとしては1982年に2世代目にモデチェンジしていますが、こちらも既に生産終了しています。
どうもノクティルックスと硝材が同じだったようですので、コスト的に割が合わなかったんでしょうね...、それ以降は生産されていません。

75mm F1.4 兄弟であるこの2本の違いは、まず外観のデザイン。
第1世代は外付けフード(12539/第2世代ノクティルックスE60と同じ)なのに対し、第2世代はフード組込み。
機能的には最短撮影距離が90cmから75cm(指標は80cmまで)に変更されています。
理屈としては第2世代の75cmの方がより薄いピントを楽しめますが、レンジファインダーで被写界深度0.84cm(理論値)は正確なピントを決めるのはかなりキビシイです...。実際。
例えばポートレートなら顔の起伏にボケを作れるスペックですが...、実用的かどうかは?ですね。

で、せっかくなので M8 で描写比較をしてみました。(あぁ〜っ、引かないで〜...、下さい。)
e0135059_22472033.jpg
SUMMILUX 75mm F1.4(第1世代)(No. 315xxxx)
LEICA M8 + ISO160 + F1.4 + 1/125s + UV/IR Filter

e0135059_22505894.jpg
SUMMILUX 75mm F1.4(第2世代)(No. 325xxxx)
LEICA M8 + ISO160 + F1.4 + 1/125s + UV/IR Filter

双方90cm程の近距離ですが、M8でモニタ確認しながらでもまだ若干ズレてます...。
M6でこの比較は無意味だと思いますので、フルサイズでの確認はしません。
次回に続く...
[PR]
by andoodesign | 2009-07-18 23:05 | M&Lレンズ | Comments(10)