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  I live on the 8th floor... ライカM8で観た景色 by andoodesign

+ KONICA M-HEXANON 50mm F1.2 LIMITED

ライカM8のファームウエアが2.004にアップデートされました。
今回のファームアップでは新ノクティルックス 50mm F0.95 ASPH.とスーパー・エルマー 18mm F3.8 ASPH.への6ビットコード対応と、シャッター巻き上げ設定に「分離チャージ」モードが追加されました。
分離チャージモードはレリースボタンを離すまでシャッターチャージされないので、少しでもシャッター時の音を少なくしたい時に有効なようです。
M8.2で採用されている「静音シャッター」のために開発した機能だとしたら、実際にM8でどれだけ有効かは...?ですね。
でも、シャッターを圧す感覚が変わっただけで、とても新鮮な気持でM8に接することが出来るから不思議です。
ということで、今日は意味もなく分離チャージモードでシャッターを切りまくったわけです。
KONICA M-HEXANON 50mm F1.2 LIMITED_e0135059_18414589.jpg
「チューリップ」
M8 + M-HEXANON 50mm F1.2 LIMITED

で、どさくさに紛れて昨年秋に仕入れていたMヘキサノン 50mm F1.2(リミテッド2001)を持ち出しました。
いまさらなので、改まった紹介は省略します。
このレンズを入手した当時はノクティルックスも手に入れてなかったので、大口径レンズへの興味だけで入手しましたが、クセノン 50mm F0.95 などと比べてしまうと無個性に(標準的で良いレンズと)感じてしまったことに加えて、箱入り無傷だったので、ほとんど使わずお蔵入りしていました。
その上、一種のレンズに傾倒する傾向にあるので、このレンズの順番が廻って来なかったわけです。

SWC/Mの被写体から一転、今日はお花の写真です。
F1.2のボケはやはり大口径らしさを感じます。
二線ボケはありますが、それほど醜いものではないようです。
改造レンズと比べるのはナンセンスですが、コニカがきちんと作って発表したレンズなので、イメージサークルも35mmフルサイズで破綻無く写る安定した性能を持っています。
なにより、大口径でありながらノクティルックスに比べても小型軽量なのが良いです。

レンズも被写体も、たまには目先を変えて気分転換するのもイイもんです。
もっと各レンズを巡回する機会を作って、常に新鮮な気持で撮影出来るように努めた方が良いのかもしれませんね。
熱中体質も一巡すれば、いずれは場に応じたレンズとカメラを選択するるようになるでしょう。
by andoodesign | 2009-03-04 20:56 | Leica M8