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  I live on the 8th floor... ライカM8で観た景色 by andoodesign

+ M8 の AUTO ISO

先月アップデートされたM8のファームウエア(2.000)に新たに加えられた機能の1つに「AUTO ISO」がある。
M8 の AUTO ISO_e0135059_8303815.jpg
「ホーム」

追加された「AUTO ISO」モードは、予め最高ISO感度(160〜2500)と最低シャッタースピード(1/125〜1/8s)が設定出来ます。
絞り優先で測光した光量を元に、設定した限度内でISO感度とシャッタースピードが自動に変動します。

僕は、最高ISO感度160/最低シャッタースピード1/8s に設定しています。
こうしておくと、通常の明るさの環境ではISO160優先でシャッタースピードは光量により適宜変動してくれます。
特に暗い環境で、シャッタースピードが設定した1/8s以下になると自動的にISO感度を上げ、ISO 320等(160、320、640、1250、2500)に変動させて行きます。
例えば、手ブレが無いように最低シャッタースピードを1/30sとか1/60sに設定し、余裕を持たせておけば、暗い環境での撮影時にM8は早めにISO感度を上げて撮影するという仕掛けです。
他「レンズ依存」にも設定可ですが、僕はあまり6bitのお世話になっていないので、よく分りません...。

明るいレンズを使っている状況では、頻繁に変動することは無いですが、試しに1ヶ月程このモードで撮って来ました。
結果、ホワイトバランスも含めて難そうな環境でも問題なく機能してくれているようです。
そんなワケで、撮影者の作業は「構図」「ピント」「シャッター」の3段階で完了です。
被写界深度が浅い撮影では「ピントを何処に合わせるか」が全て。
ピントだけは自分で合わせたい僕にとって、撮ることに集中出来る最良の作業手順です。

まー、デジタル万歳!の軟弱者ですので...。
by andoodesign | 2008-10-20 09:30 | Leica M8