+ 突然ですが、M9です。
東京 自宅
Leica M9 + NOCTILUX 50mm F1.0 (E60 / 2nd) + Lens detection / Auto
フルフレームCCDを搭載した世界初のデジタルレンジファインダーカメラであり、M8で煩わしい思いをしていたUV/IRフィルターや6bitフェイクコード設置が不要になるなど...、歓迎すべき点が沢山あります。
反面、発売開始から1ヶ月の間に聞こえて来た戸惑いを感じる仕様(不具合?)が目の前で起こり始めることになります...。
広角レンズにはオッド・カラーシフト(画面左右にマゼンダとシアンの色被りが出る現象)起こり、撮影条件によって ノクティルックス 50mm F1.0 などの大口径レンズには口径食がフィルム撮影時より強めに出る様子...。
など、あまり良い噂を聞きませんでしたので、気持的にはちょい冷めていたところです。
(9月の試写は夜間だったのでケラレにも見えるようなノクチの口径食は気になりませんでした。)
早速、試し撮りしたところ、ノクチの口径食(とい言うのか?)は画面内のトーンにかなり影響されている様子で、M9の絵作りはかなりデータ処理に頼っているようです。(あ、デジタルカメラなんだから当たり前のことですね。)
ホワイトバランスは、さすがにM8のファームウエアの方が熟成されているようで、まだ "AUTO"には任せられない印象です。
オッドシフトの件も含めて、今後のファームアップに期待するしかないですね。
あと、既知の事実ですが、後玉が突き出した G - ホロゴン 16mm F8 の絵は、やっぱり見られたものじゃ無かったです...。泣
そして、手元の球面ズミルックス 35mm F1.4 はM9でも内部干渉せず使えました。
で、フルサイズCCDのお姿...、サイズの違いは歴然です。
ボディサイズはM8と全く同じ。シルエットは少々変更され、ファインダー側の肩に切り欠きが出来てます。
それ以外は往年のライカM型のイメージそのもの、持った感触はM8と同じです。
とりあえず、到着のご報告まで。
淡々としたすべり出しになってしまいましたが、あとはゆっくり弄り倒そうと思います。