I live on the 8th floor... ライカM8で観た景色 by andoodesign

+ Carl Zeiss T* Sonnar 85mm F2 ZM

また面白いレンズを試す機会を得ました。
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「赤い泥よけ」
東京 代々木
LEICA M6 0.85 HM + Carl Zeiss T* Sonnar 85mm F2 ZM + KODAK EKTAR 100

ツァイス映画撮影レンズの技術を盛り込んだ、大口径Mマウント望遠レンズ T* ゾナー 85mm F2 ZM
ツァイスレンズのキレの良さや破綻の無いボケ味は、さすが最新設計のレンズです。
発色もスッキリ。

このレンズの最大の特徴は、後群のレンズが焦点距離によってレンズ間隔を変動(6群6枚の内、何枚が可動状態かは?)させるフローティングシステム(近距離収差補正機構)が採用されていること。
このシステムは近距離撮影時に顕著に見られるディストーションを最小限に抑え、全ての焦点距離で最良の性能バランスを保つ機能です。
カメラからレンズを外し、ヘリコイドを回転させながらレンズ後部を覗き込むと、うにょ〜と後玉が前後します。
そう言えば、代4世代ノクティルックス F0.95 もフローティングシステムですね。
それにしても凄い機構を設計される人が居るもんだな〜、と関心するしかありません...。
通常のレンズでは、一般的に撮影頻度の高い特定の撮影距離を基準として各収差補正をしているそうです。

大口径望遠としては アンジェニュー 90mm F1.8 の方が口径比は大きいですが、複雑は機構が盛り込まれている分、外観はゾナー 85mm F2.0 の方がかなりマッチョ。
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「Carl Zeiss T* Sonnar 85mm F2 ZM」

独特のフォルムは嫌いじゃないですが...、なにしろ大きなレンズです。
レンズシェード含まず、でこのサイズですから...
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by andoodesign | 2009-06-28 14:47 | M&Lレンズ | Comments(22)
Commented by Hologon158 at 2009-06-28 16:50
レンズの冒険がまだまだ続きますね。
それぞれに独特ですが、それにしても、楽しい形のレンズですね。
くどいようで、申し訳ありませんが、
できればいつも、縦位置でも一枚撮ってみてください。
私の体験では、縦位置の方が目も覚めるような写真が撮れるチャンスが高いのです。
横位置で上下を切ると、ややもすると、寸詰まりになりやすいのですが、
縦位置で左右を切ると、高さが出て、かつ左右の余分なものが整理できるせいでないでしょうか?
Commented by small-talk at 2009-06-28 18:33
85mmF2だとボケが綺麗でしょうね。
ツァイスとライカの組み合わせって、考えてみると凄いですよね。
Commented by acielmd at 2009-06-28 22:15
凄いレンズですね。
距離計窓は塞がないんですね。
Commented by maharaja-king at 2009-06-28 23:09
こんばんわ〜。
このレンズ、一時狙っていたんですよ。
ただ、実際に店頭で手に取ってみて、あまりの大きさと重量に驚いてあきらめてしまいました。
私的には90mm近辺は日常のスナップでよく使うので、さすがに持ち歩くにはチトつらすぎるかな、と。
しかし、盛り込まれている技術、試写させてもらった範囲で感じた精度感などは、さすがコシナとうならされるものがありました。
私的には中望遠は開放F4かF5.6もあれば十分なので、この半分の重量だったら、値段は同じでも買うのにな〜と残念でなりません。
いろいろと気になる、魅力的なレンズですよね(^^
Commented by charley944 at 2009-06-28 23:13 x
フローティング機能ですか・・・
何かの折に、「今回のZMシリーズには映画撮影用の最高級レンズの技術の幾ばくかをフィードバックさせる」云々とのアドバイスがありましたが、古いレンズに分類されるゾナーにフローティング機能を取り入れるとは、さすがツァイス、イイ仕事しています。

それにしても、上の作品、後ボケもさることながら、前ボケの自転車のメタリックなフェンダの輝きがイイ雰囲気出してますね。
Commented by jmiin at 2009-06-29 05:38
M6って、本当にかっこ悪いカメラですねぇ.....^^;

ごめんなさい、こんな所に反応してしまって^^;
Commented by Tajiri at 2009-06-29 09:40 x
ズッシリと重そうですね。
自分には持てそうもありません。体力的にも金銭的にも(笑)。
Commented by ramble-leica at 2009-06-29 18:29
このシステム、確かズミルックス50のASPHに採用されていますね。中々破綻のない良い映りをしていますね。
Commented by LM_HELL at 2009-06-29 22:23
戦前のハチゴゾナーもゴツイですぞ^^;
http://lmhell.exblog.jp/i40/

それにしても、現代のゾナーでありますな。
ゾクッと来るのであります。
Commented by andoodesign at 2009-06-30 08:09
Hologon158さん
コメントありがとうございます。
今回もたまたま縁があったレンズを試写させて頂いただけです...
ライカマウントレンズを漁ったら際限が無いので、レンズの旅はそこそこにして、お気に入りの機材で撮影の旅に出たいものですね。
縦位置、忘れてました...、一枚撮ってさっと立ち去ってしまうクセです...。
もうちょっと考えないといけませんね〜。笑
Commented by andoodesign at 2009-06-30 08:12
small-talkさん
コメントありがとうございます。
フローティングシステムで、各距離とも良好な収差抑制をしていますので、ボケに破綻はほとんど感じませんね。
その分、面白味が無いという見解もありそうです...、
Commented by andoodesign at 2009-06-30 08:27
acielmdさん
コメントありがとうございます。
これだけの巨漢なので、ご多分に漏れずファインダー右下はケラレますが、フード装着で最短距離(1m)撮影でもギリギリ距離計窓にはかぶりません。
しっかり写すにはとてもよく出来たレンズだと思います。
Commented by andoodesign at 2009-06-30 08:32
maharaja-kingさん
コメントありがとうございます。
スナップに持ち歩くには、ちょと大げさかもしれません...
(それでもズームレンズ付きデジイチを持ち歩くよりはコンパクトだとは思いますが...)
安いレンズではないですが、この精度を考えると、ライカレンズと比較してとてもリーズナブルな気がします。
結局は好みの問題ですね...
Commented by andoodesign at 2009-06-30 08:42
charley944さん
コメントありがとうございます。
ゾナーの歴史をまったく知らない僕ですが、6群6枚の構成はどちらかというとプラナー型に近いような...。
そして、やっぱり金属質をチェックですね...
Commented by andoodesign at 2009-06-30 08:46
jmiinさん
コメントありがとうございます。
ぷっ!さすがjmiinさん〜!M6のトッププレートにツッコミ入れるとは...
見慣れてしまって気にも留めてなかったですが、そう言われれば確かに...
特に僕のは埃と手油にまみれてるせいかもしれません...
Commented by andoodesign at 2009-06-30 08:49
Tajiriさん
コメントありがとうございます。
性能を考えると高くはないと思いますが、僕にも買えません...。
レンズの価値は結局、好きかどうかですね〜。
Commented by andoodesign at 2009-06-30 08:58
ramble-leicaさん
コメントありがとうございます。
そうですね...、ズミルックス50mm ASPH. はフローティングシステム、さらに非球面レンズ、レンズガラスにもこだわったこれ以上無い技術が盛り込まれているようですね。
ズミルックス50は一見地味ですが、最も深いカテゴリかもしれませんね...
Commented by andoodesign at 2009-06-30 09:03
LM_HELLさん
コメントありがとうございます。
戦前ゾナー85/2.0、拝見しました〜!!
素晴らしい写り、そしてレンズも美しいですね!
どちらを選ぶかと問われれば、僕も戦前ゾナー85/2.0です...
Commented by jmiin at 2009-07-01 05:52
こののっぺら感が凄く違和感になって受け入れられてしまいます。

でも、使い込んだM6は、だんだん白くなってくるんですよね(当たり前
ですが、黒ボディーの話) ここまで来ると、断然かっちょ良いのです
が、もの凄い年月を要するので、これまた修行の世界なのです.....

ちなみに僕のは、角に白っぽさが出てきています。
Commented by roxanne6 at 2009-07-01 07:03
これは重そうですね、コシレンのアポランター125を彷彿とさせますね(やたら重かったけどもうありません)。
Commented by andoodesign at 2009-07-01 08:57
jmiinさん
コメントありがとうございます。
ノッペラですね...
白くなるまでには相当の月日が必要だと思いますが、それまでフィルム買い続けられるかな...
銀塩カメラの市場価値はどんどん低くなるでしょうから、このM6は僕が看取ります。
Commented by andoodesign at 2009-07-01 09:00
roxanne6さん
コメントありがとうございます。
重いです、たぶん500g以上あると思います。
フローティングシステムのギヤや加わってるせいか、ヘリコイドは「シャーッ」って感じのトルクを感じます。