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  I live on the 8th floor... ライカM8で観た景色 by andoodesign

+ え、どうして...。

え、どうして...。_e0135059_18334843.jpg
「坂の蔵」
東京 原宿
HASSELBLAD SWC/M with Carl Zeiss Biogon C 38mm F4.5 T*
FUJI NP400PR

昨日の続き。
預けてきたレンズ達の修理見積りメールが、お昼に届いた。
レンズを持ち込んだのは昨日の夕方だったので、とても素早く対応してくれたと思う。
見積りの内容は伏せますが、作業内容は内部清掃〜調整組上げが基本なので、想定内の額でした。

そんな感じで順調なすべり出しに思えた午後...、また一波乱...、です。

見積りを受けて、僕の判断は...、
アンジェニュー 90mm F1.8 P1 は、そのまま作業をして頂く。
そして、ノクティルックスは一応ライカジャパンにも確認したいので、一旦返却して頂こうと考えました...。
その見積りの中にあった2〜3の特記事項の中に、アンジェニューの前玉が綺麗なことが上げられていたので、アンジェニューに関しては昨年にY研究所で研磨加工をして頂いた旨、それに合わせて、ノクチはライカジャパンにも見せたいので一旦返却頂きたい、との内容で返信しました。
(昨日、直接見積もり作業が出来ていれば、このやりとりは済んでいたと思いますが...)

で、ここからが、問題...。
作業依頼の段階で他社の名前を上げるのは気が引けたのですが、僕としては純粋に情報を共有出来た方がオーバーホール作業にも無駄が無いだろうという判断でした。
しかし、答えは...(アンジェニューに関して)
「今回のレンズは綺麗な状態にまで研磨されております。レンズとしての特性を損なわれております。」
「きれいにする為の研磨はお勧め出来ません。」
「大変残念ですが、修理不能、未修理返却とさせていただきます。」
というとで、全て未修理返却ということになりました...。
ショック。
要は、このレンズはもうダメと言われ、修理を断られたわけです...。

そして、沸き上がってくる疑問...。
Y研究所の研磨がレンズの性能を損ねるものと決めつけているのは何故だろう...
すでに測定されて全て判明した?
過去の経験でY研究所の研磨がただ見た目を綺麗にしただけのものと確認した?
他者が手を加えたレンズに責任が持てない?

他にはなにか...
ノクチの依頼をライカジャパンと露骨に比較しようとしたこと?
以上のような依頼者(僕)のバカ正直な(無粋な)姿勢?
んん...、どう理解すればいいんだろう...。

アンジェニューはもうダメなのか...?
Y氏はレンズの本質まで削る事は無いと話されていました...
どちらも信頼したいけど、辻褄が合わない現実...
これが中古レンズを持つための洗礼なのか...
しかし、これは現実、めげずに他を当たります...。

お詫び)
陰口を言っているようでいい気持はしないのですが、他意はありません。
ただ、気になったので敢えて書き残しました。
この記事を読まれて気分を悪くされた方がいらっしゃったら、お詫びします...。
by andoodesign | 2009-06-05 22:43 | 写真