+ KERN MACRO-SWITAR 50mm F1.9 は、やっぱりすごい。
LEICA M6 0.85 HM + KERN MACRO-SWITAR 50mm F1.9 AR L改 + KODAK GA 100-7
このレンズはアルパ用のレンズをライカLマウントに改造して頂いたもの。
そもそもが35mmフィルム用レンズなので、まったく問題なく...、というか物凄く良く写ります。
M8ではその場で画像確認出来るデジタルカメラのメリットを利用してマクロ撮影ばかりしていましたが、さすがにM6ではそうも行かずレンジファインダーとピントカムが連動する範囲(無限遠〜0.7m)での撮影がメインになります。
解像度の良さで定評があるプラナーやズミクロンにも引けを取らないと言われるレンズだけあって、画面全域に渡って大変によく描写されています。
近接ではとろける様なボケを作ってくれていたことから想像出来ますが、ボケ味も安定感抜群です。
被写体は雨後の公園、なぜか傘をさしてベンチに横たわる人。(意味不明)
曇りの光がやわらかく、ベンチに寄りかけられた傘の立体感がとても綺麗でした。
この距離感はとても空間が出るように感じます。
あまりにしっかり写るので逆に拍子抜けしてしまう僕...、もう感覚がおかしくなってる様です...ね。